BPSデンチャー

BPSデンチャーとは?

BPSデンチャーとは?

BPSとはスイス「イボクラールビバデント社」が開発した高い技術を誇る義歯製作システムで「Bio-functional Prosthetic System(生体機能的補綴システム)」を略したものです。従来の義歯では「痛くて噛めない」、「外れやすい」といった声が多く寄せられていましたが、BPSデンチャーならそれらの悩みを解消し、審美性の高い義歯を作ることができます。

BPSデンチャーの特徴  6つのポイント

POINT1:食事の快適さ

高齢者のQOL(生活の質)には食事が大きく関わってきます。自分の歯で噛めることが一番重要ですが、たとえ総義歯であっても、美味しく食事ができるということが重要なポイントになります。審美面でも機能面でも優れたBPSデンチャーで快適な食事ができるようしっかりサポートします。

~BPSデンチャーが快適な食事を可能にする3つの理由~
  • 1.顎の動きから正しい咬み合わせを分析

    正確な咬み合わせ

    型どりの際に顎の動きの細部まで分析し、正確な咬み合わせの義歯を作るので、しっかり噛めます。

  • 2.外れにくく、動きが少ない

    外れにくく、動きが少ない

     従来の入れ歯の材料よりも義歯と歯肉がしっかり適合するようになっています。実際に義歯を入れた状態を再現し、お口の周りの筋肉を動きまで考慮して型どりするので、ぴったりフィットして外れにくく、動きにくい義歯が出来上がります。

  • 3.お口の動きを邪魔しない

    お口の動きを邪魔しない義歯

    歯があるのと同じ状況を再現して型どりするので、出来上がった義歯は舌や頬など、お口の中の動きを邪魔しません。噛んだり、発音したりするのも違和感なくできます。

POINT2:口元の美しさ
  • 1.人工歯の材料やデザイン

    人工歯の材料やデザイン

    BPSで用いる人工歯は国内で使用されている人工歯の中でも最も高級で、色の種類も豊富です。透明度もあり、適度な蛍光性もあるので、審美性が高く天然の歯のような自然な仕上がりになります。

  • 2.きれいな歯並び

    豊富な知識と高い技術をもつ歯科医師と歯科技工士が配置するので、きれいな口元になります。

  • 3.患者さん一人ひとりに合わせた義歯

    患者さん一人ひとりに合わせた義歯

    患者さんの個性に合った歯の色、形、歯並び、歯肉を再現できるので、自然で違和感のない口元になります。

POINT3:安全性と治療後のケア
  • 1.材料の品質と供給元

    材料の品質と供給元

    材料はすべて歴史が長く、信頼できる大手企業のイボクラ―ル ビバレント社から供給されています。厳しい安全基準、品質管理をクリアしたもののみを使用しているので安心かつ安全です。

  • 2.義歯床から出る環境ホルモン

    義歯床から出る環境ホルモン

    環境ホルモンとは、内分泌系の働きに影響を与えて生体に障害や有害な影響を引き起こす作用を持つ物質で、樹脂素材の義歯床はその環境ホルモンが出やすいと言われています。BPSデンチャーならその心配はありません。

  • 3.細菌が増殖しにくい

    以前までのものより、義歯表面で増殖する細菌量が格段に少なくなっています。 以前の義歯は表面で細菌が増殖していましたが、BPSデンチャーでは細菌の増殖量が非常に少ないので、清潔な状態で使用できます。

  • 4.金属アレルギー

    金属アレルギー

    従来の義歯では強度を保つため金属を使用していましたが、口の中に金属を入れている状態は金属アレルギーを誘発する恐れがあります。BPSデンチャーなら金属を使用しなくても十分な強度を確保できるので、金属アレルギーの心配がありません。

  • 5.長期的なケア

    長期的なケア

    適切なケア、メンテナンスを行えば、汚れや臭いがつきにくく、変色しないので、長い間使用していただけます。

POINT4:システム・実績
  • 1.認定医制度

    認定医制度

    BPSデンチャーの製作ができるのは「イボクラールビバデント社」の認定をうけた歯科医師と歯科技工士だけです。高い技術と知識を持ち、常にトレーニングプログラムを受けている医師、技工士が製作する義歯、というのがBPSデンチャーの大きな特徴です。

  • 2.世界・日本の大学でも採用

    世界・日本の大学でも採用

    ヨーロッパやアメリカでは多くの大学で取り入れられていましたが、日本でも広まりつつあり、大阪大学、岩手医科、新潟大学、東京歯科、神奈川歯科、愛知学院、徳島大学、広島大学、九州大学がBPSを臨床、教育、研究に取り入れています。 PICK UP BPS認定大学BPSを臨床・教育・研究に
    取り入れている大学
    大阪大学・岩手医科・新潟大学・東京歯科・神奈川歯科・愛知学院・徳島大学・広島大学・九州大学

POINT5:費用

BPSデンチャーは自費診療なので、保険適用の治療よりは高くなります。しかし、歯は健康の源でもあるので、費用を惜しむべきではありません。以下をぜひ参考にしてください。

  • 1.1日の使用時間

    1日の使用時間

    義歯は起きている間はずっと装着しているので、1日約15時間近くは使用しているはずです。
    そうなると身体の一部といっても過言ではありません。

  • 2.お口を健康は繋がっています

    お口を健康は繋がっています

    健康の基本は食べることです。違和感のある義歯を使っていたら、食べることが苦痛になって食事を楽しむことができません。思い切り食べて健康に。そのために歯科治療にお金をかけることは決して無駄なことではなりません。

  • 3.インプラント治療との比較

    インプラントとは治療期間、費用も大きく異なります。

    ※表は左右にスクロールして確認することができます。

      インプラント
    インプラント
    BPSデンチャー
    BPSデンチャー
    治療期間 インプラントは外科手術になるため、その前後も含め年単位の治療期間が必要。 平均5~6回の来院で完了。最短で4回でケースもある。
    費用 1本平均35万円ほど。そのため、数本のインプラントをした場合は数百万になることも。 インプラント1本分で片顎のBPSデンチャーの製作が可能。
POINT6:患者さん一人ひとりに合う義歯作製を行います

患者さん一人ひとりに合う義歯作製を行います

歯ぐきの状態、顎の骨の形態、咬み合わせの状態など、患者さんによってお口の状態は全く異なります。従来の義歯は、一人ひとり異なるはずのお口の状態を考慮せずに製作していましたが、BPSデンチャーは患者さん一人ひとりの状態をしっかりチェックし、義歯をつけて噛む時の歯ぐきの変形、顎の動きまで考慮して製作するので、患者さんだけの自然な義歯にすることができるのです。

従来の入れ歯とBPSデンチャーの違い

※表は左右にスクロールして確認することができます。

  従来の義歯 BPS義歯
型取りと咬合採得 従来の型どりは、完全に口を閉じた状態で機能的に出来なかったため、口腔内の再現性に劣ります。
咬合採得はワックスを咬みしめる際に不均一な力がかかりやすく、トレーが動いたりして精密な咬み合わせを採れず、違和感のある咬み合わせになりやすいです。
まず、硬さや流れの違う4種類のシリコン印象材を用いて、患者さん専用の型どりトレー作製と閉口状態で機能的な最終印象を行います。その専用トレーを用いて顎の動きまでを考慮した咬合採得を行い、それをもとに義歯を作製します。
型どりを行った密着度の高いトレーと専用の咬み合わせを記録する器具を用いることで、精度の高い理想の咬み合わせを実現できるので、会話や食事も違和感なく行うことができるようになります。
義歯と歯ぐきとの密着度 義歯が外れてしまうのは義歯と歯ぐきの間に空気が入るからです。従来の義歯は、吸着のために必要な場所を覆ってなかったり、不必要な場所を覆って大きくなりすぎたりして義歯と歯ぐきに隙間ができ、空気が入ってしまいます。 歯肉と粘膜の境界を良く観察し、義歯の形状に反映させ、かつ、顎の動きまで考慮して製作し、理想の形になるまでチェックと修整を繰り返すので、密着度が高く外れない義歯になります。
見た目 義歯だと分かりやすい 自然な口元になる
痛み 痛みを感じやすい 痛みを感じにくい
話しやすさ 話しにくい 話しやすい
発音 作製時に発音は考慮されません 違和感なく発音できるようお口のサイズに合わせて製作します。
圧力加工 咬む力により変形します 咬む力により変形しません
こんな方におすすめです
  • 入れ歯でお悩みの患者様
  • 義歯の品質にこだわりたいという患者様
  • いつまでも若々しい表情でいたい患者様
  • シニアになっても活動的な人生を送りたいと考えている患者様
こんな方におすすめです

BPSデンチャー完成までの治療の流れ

  • 1.診察

    診察

    まず患者さんのお口の状況をしっかり確認し、要望やお悩み、不安な点などをお伺いします。その後、お口の中やお口周りの筋肉、顎の関節など、様々な角度からデータをとり、患者さんに最適な治療方法をご提案します。

  • 2.1回目の歯型の型取りと咬み合わせの記録

    1回目の歯型の型取りと咬み合わせの記録<

    お口の中の型どりを行います。その後模型を作り、顎の骨の形態や咬み合わせの診断を行って、次回の咬み合わせ記録に使用する専用トレーを作製します。

  • 3.2回目の歯型の型取りと咬み合わせの記録・人工の歯の選択

    2回目の歯型の型取りと咬み合わせの記録

    前回作成した専用トレーを使用して、もう一度型どりします。完全に密着してきちんと噛める義歯を作製するため、顎の運動や噛むために力を入れた時の歯ぐきの変形までチェックします。
    患者さんから伺っていた要望を素に、人工歯を選択します。患者さんの顔の形や皮膚の色、表情を見ながら、自然な口元になるような大きさ、形の人工歯を選んでいきます。

  • 4.仮合わせ

    仮合わせ

    「イボクラールビバデント社」の認定を受けた技工士の立ち合いのもとで義歯の仮合わせを行います。完成に近い形の義歯を実際につけていただき、口元のイメージを細かく確認しながら、患者さんの理想の口元になるよう修整を重ねていきます。

  • 5.完成した義歯の装着

    完成した義歯の装着

    完成したBPS義歯を装着します。装着後数回調整をする場合がありますが、調整が終われば、違和感なくお食事や会話が楽しめます。

料金表

※表は左右にスクロールして確認することができます。

検査内容 ・パノラマレントゲン(顎の形態の診査)  
・CT撮影(顎の骨の吸収の検査)

※表は左右にスクロールして確認することができます。

BPSデンチャー 350,000円 (税込)
エステティックデンチャー 150,000円 (税込)
コバルト床 250,000円 (税込)
チタン床 350,000円 (税込)

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